11w〜NTと診断される。
そして忘れもしないあの日。
11wのこの日は主人が珍しくお休みで、3人で産婦人科へ。いつも通りに尿検査、血圧、体重を測って診察室、初めての先生でした。
「じゃあ、まずは診察しましょう。隣の内診室へ、ご主人もどうぞ〜」
ちょっと大きくなってるかなー?
ドキドキワクワクして診察を受けていたら、カーテン越しに先生が凄い小さな声で看護師さんに何か言ってる。もう雰囲気からいつものエコーの感じじゃないのは、ひしひしと伝わってきました。
何せ、一言も発しないから。
エコーが終わって、
「う〜ん…とりあえず説明させて頂きたいので、準備が整ったら診察室へ来て下さいね」
主人と顔を合わせて、
何かあったっぽいよね…
と、話しながら体中が震えてきました。
それから説明を受けたのは、
赤ちゃんの首の後ろが浮腫んでいる。
NTと呼ばれる物で、通常3mm以内だったら様子を見るがうちの子の場合は7mmあった。
ただ、測り方にもよるし完璧に測定出来る人は限られている事。
NTが厚いと染色体異常の可能性が高くなるので、羊水検査を勧める。
羊水検査はここのクリニックでも出来るが、16w位が好ましいので今すぐは出来ない。
大学病院に超音波のプロがいるから、1度診て貰いますか?との事。
私達は2つ返事でお願いします!と言いました。日にちはいつでも!最短で!とお願いしました。
もう絶望的な気持ちでした。
言い表しようが無い絶望感、不安。
羊水検査なんて考えた事も無く、染色体異常?ダウン症って事?(染色体異常に関する知識も全くありませんでした)
とにかく気持ちが落ち着かない。
ずっと胸がザワザワしてる感じ。
そんな時でも予定していた血液検査はやるらしく、血を抜かれながら思わず看護師さんに「こう言う事ってたまにありますか?」なんて聞きながら、ぼろぼろ泣いてしまいました。
「うーん…たまにいますよ。でも確定した訳じゃないし、大学病院行くのかな?行ってきちんと調べて貰いましょうね」
みたいな事を言われた気がします。
よく覚えてなくて。。
予約は2日後に取れたとの事。
主人は仕事なので息子と2人で行く事に。
帰ってからはネットでずっと検索していました。少しでも良い情報が知りたくて。
初診〜健診の始まり。
早速産婦人科へ。
主人はお休みが不定期でそれを待っているといつまでも行けないので、健診は息子と2人で通いました!そこはキッズスペースもあり、息子も飽きずに待てそうだったのでそれも決めたポイントです。
初診は院長先生と決まっているようで胎嚢と心拍が確認出来た為、妊娠おめでとうございますと言うパンフレットと共に母子手帳も貰って来て下さいとの事。
そして、流産予防の為の注射をされました。
息子の病院ではそんな事しなかったので、基本マイナス思考の私は「そんな注射をしなきゃいけない状態って事?皆にやるのかな」なんて考えていました。
当時2歳の息子は、毎回の健診中とっても良い子で待っててくれて本当に助かりました。どの先生にあたっても、良い子だね〜と褒めて頂きました。出産まで毎回付き合ってくれました、ありがとう。
妊娠が分かってから〜産婦人科選び。
娘の妊娠が分かったのは9月の下旬でした。
そろそろ2人目が欲しいね〜と話して計画していたので、妊娠が分かった時は本当に嬉しくて夫婦で喜んだのを覚えています。
息子がお兄ちゃんかぁ…こんなに甘ったれなのになぁ、なんて思っていました。
息子を出産してからと言うもの、自分の子供がこんなにも可愛く愛おしく大切な存在になっていて、2人目も同じように可愛がれるのかな…なんて無駄な心配をしていました。
(今考えると本当に無駄な心配。笑 2人とも100%で宝物です!!)
息子を出産してから引越したので、新しく産婦人科を探して気になってた所に通う事にしました。
そこは個人病院ですが割と大きめな病院で、院長先生の他に非常勤を入れて4~5人の先生がいらっしゃって指名も出来るし、基本はランダムに診察すると言うスタイルでした。
はじめまして。
はじめまして。
私には2014年生まれの息子と、2017年生まれの娘がおります。
娘は2016年の夏の終わりに妊娠が分かり、通っていた産婦人科で11wの時にNTを指摘され、大学病院で嚢胞性ヒグローマと診断されました。
妊娠中の事は殆ど誰にも話していませんでしたし、これからもわざわざ自分の口から話す事は無いと思います。
当時聞いた事も無い病名で毎日検索してはネットに張り付いていました。情報があまりにも少なく、あっても絶望的な物ばかりでした。
ブログをやるつもりはありませんでしたが、娘を無事に出産した今、妊娠中からの記録と共に、今現在、同じ病気と診断された方、色々な方と繋がっていけたらと思いブログを始める事にしました。
三日坊主にならないように頑張ります!!